2015年9月20日日曜日

全員無事帰国しました

9月20日(日)午後0時15分頃、全員元気で無事に帰国しました。体調を崩した学生もいましたが、異文化の体験、外国での専門分野の勉強、世界遺産や遺跡の見学等は、彼らにとって大変貴重な体験になったと思います。

 タージマハル
 
オルチャの宮殿(左はチューターのSayan)

ジャンシーの要塞(同上)
 

2015年9月18日金曜日

学生のプレゼン

本日はインターンシップの最終日で、学生は免震構造に関するプレゼンを英語で行いました。また、英語のレポートも共同で作成しました。


 

プレゼン!

今日はインドでのインターン最終日!
免震について学んだことを英語でプレゼンテーションしました。スライドに書いてある内容の事以上の事は言えませんでしたが、良い経験になりました!

宮地

2015年9月15日火曜日

インドは道がゴミ箱

インドの道を車で走っていると道沿いはゴミの山です。町の中も至る所に人々が捨てたゴミが山を作っており、
そのゴミを牛やカラスや犬が漁っている状況です。これはかなり深刻な問題です。小川などにも大量にゴミが捨てられ、川の水を汚染しています。そのせいでインドの生活環境は悪く、別の項で書きますが、インドの水事情はかなり悪いです。
ちなみに大学内にはゴミは落ちていないので、大学の門を通るたびに別世界に来たような感覚を持ちます。

福岡



インドの住居


インドの町をたくさん見てきましたが、生活の状況はかなり悪いです。
インドの住居は基本的に素材がレンガかコンクリートです。コンクリートの住居はまだしっかりしているのですがレンガの住居は必ずどこか壊れています。というのも、屋根が壊れていたり、壁が壊れていたりしており、しっかりしていないという印象を受けました。コンクリートの住居も作りが雑で、柱から鉄筋が上に向けて出ています。

また、トタン屋根を木の棒で支えたような簡易な住居も見られる。

福岡

街並み
大体どこの町もこのような
風景が広がる


レンガを作る場所がとにかく多い
高速道路沿いにはこのような塔がたくさん立ち並ぶ

コンクリートの建物

2015年9月13日日曜日

インドの虫


インドは虫が多いイメージがあると思います。インドに来る前は蚊やムカデやゴキブリが多いんだろうなぁ、と思っていましたが、大学の中はそんな虫は見かけていません。私達が住んでいるビジターズハウスは一言で言うと 
       よくわからない小さい虫
       とヤモリ
が、多いです。特に夜は虫の動きが活発になるのでたくさん現れます。害はとくに無い虫ばかりなので吹き飛ばしたり除菌スプレーをかけて倒しています。ヤモリは可愛いですし、室内には入ってこないので虫の掃除人として活躍してくれています。

問題は学外です。
学外は別世界なので虫が多いです。
とくにハエはめちゃくちゃ多いです。
蚊はそれほど多くはない印象です。
よくわからない虫も多いです。
あと、驚いたのが アリがとにかく大きいです。噛まれたら多分かなり痛いです。

福岡

よくわからない虫
バッタ?



インド交通事情

インドは人口が多いのでとにかく車が多いです。でもみんな運転技術が高く、当たりそうで当たりません(笑) 
道には牛の群れや、犬が普通にいます。彼らは車が避けてくれるのをわかっているのか、堂々と向かってきます。インドでは牛はmotherと呼ばれており、神聖な存在なので手出しできません(笑)

highway
料金所の横にはピーナッツなどのお菓子を売っている人がいます。
高速道路にも牛がいます。(笑)
今日は道の駅みたいなところでラッシーを飲みました。
インドは国土が広いので観光地に行こうとすると何百km単位の移動は当たり前です。ですが、道路の状態が良くないことがしばしばあります。

福岡


一般道

高速道路

ラッシー

インドに来て初めての雨が降りました。
日本のように広い範囲にダラダラ降るのではなく、ゲリラ豪雨のように局地的に強く降る雨でした。

宮地

2015年9月12日土曜日

歴史的な町 オルチャ

今日はカンプールから南西に約200kmのところにあるオルチャという町に来た。ここは16世紀のムガル帝国の皇帝の城がある歴史的な町で、川の畔に城がそびえている。先日行ったタージマハルはイスラーム建築だったがここはヒンドゥー建築である。ヒンドゥー建築の特徴は象や鳥、lotus(蓮)をあしらった彫刻である。また、インド建築ならではの平面の対称性も特徴であった。

今日はオルチャにあるホテルに一泊し、明日はジャンシーという町に向かう。ホテルのレストランでインドの伝統音楽に触れることが出来た。打楽器の力強いリズムが特徴だった。

福岡





2015年9月11日金曜日

研修内容

インド海外インターンシップ研修では「Base isolation(免震)」について扱っています。今日は免震の技術について与えられた資料を読み、PowerPointでスライドを作り、レポートを作成するという課題が与えられました。
専門分野の資料は和訳するだけでも大変です(汗)

福岡



世界遺産へ

昨日は朝5時に出発し車で5時間、Agraへ向かいました。この町は16世紀頃から18世紀頃にかけてインドの首都だったそうです。この町には世界遺産であるタージマハルとアグラ城塞があります。タージマハルはムガル帝国の皇帝シャージャハーンによって建設され、彼の妻であるムムターズマハルのお墓として造られました。世界的な観光地であり、沢山の観光客が訪れています。近づいてみると、今までに色んな教科書で習っていた建築が目の前に立ちはだかっていると考えると感慨深いものがありました。

建造者のシャージャハーンは後に息子のアウラングゼーブによって失脚させられ、アグラ城塞に死ぬまで幽閉されます。アグラ城塞も世界遺産に認定されており、美しい城壁に囲まれています。

福岡




六角形の開口部からの写真




シャージャハーンが幽閉された部屋からのタージマハル。彼は死ぬまでタージマハルをこの部屋から眺めたそうです。

2015年9月9日水曜日

実験室の見学

 実験室の見学の様子です。壁厚2m、高さ12mのL型反力壁は圧巻でした。



 

ネット開通!

一昨日購入したsimカードのアクティベーションに行ってきました。
インドではsimカード購入後、1~2日後に電話で自分の名前、父親の名前、住所を伝えて本人確認を行うアクティベーションという作業が必要で、Sayanさんに手伝ってもらいながらなんとか無事に終えることができました。
アクティベーション後、15分後ぐらいで3Gでの通信が出来るようになり、日本よりも速度は遅いものの、ストレスを感じない程度の速度でのネットが出来るようになりました。

宮地

professor Chaudhuri の授業


今日はお世話になっているprofessor Chaudhuriの11時からの授業に参加しました。一限50分授業です。RC造のlecture hall の中(明石高専で言う階段教室)に全学科からたくさんの学生が集まり、授業が始まりました。授業内容は明石高専で言う解析学のようなものでした。授業は英語のみで、専門的な内容に入っていたので全然聴き取れませんでしたが、事前に「授業内容はわからなくてもいいよ」と言ってくれたので気持ちが楽でした。彼は私たちの生活の全てを準備してくれ、面倒を見てくれるのでとても素晴らしい教授です。

福岡

おそらく、
座標に点をプロットし、その点を関数でつなぐことによって得られていないデータを導くことが出来、それに対して既に得られているデータをどのようにしてつなぐと良いか?というような内容。。。

学生たち

2015年9月8日火曜日

インドのトイレ事情


少し汚い話になりますが、

インドでは用を足した後に左でお尻を拭くので左は不浄の手として扱い、人と握手するときや、食事の時などには使いません。個室にはトイレットペーパーは置かれておらず、水道の蛇口があるだけなので日本では考えられない状況ですが、こちらでは当たり前のことです。


福岡


インドのテレビ事情

インドではほとんどがヒンディー語の放送なので、見てもあまり面白くありません。

宮地

実験施設見学



今日はprofessor Chaudhuriに実験施設を案内してもらいました。中には巨大な耐力壁(高さ12m)があり圧倒されました。アメリカとの共同開発で橋のエキスパンションジョイントを開発し、クェートの会社に輸出するそうです。他にもインド政府からの依頼で免震構造の開発をしていたり、コンクリートの完成度の認定をしていたりと、インド工科大学が学術機関として世界的な存在である部分を目の当たりにしました。 そのあと、日本語が話せるprofessor Sudhir Misraに出会い、久しぶりの日本語にホッとしました(笑)


福岡

橋の接合部に用いる形鋼の強度を証明するために一ヶ月間48tの荷重をかけ続けている。1cmの振幅で周期0.5の振動をさせている。

左がprofessor Chaudhuri
奥が耐力壁


インド政府からの依頼の免震構造の開発。

実験装置の製作の作業場

外観

今日の昼食

今日の昼食は宿泊施設のレストランで頂きました。
施設での食事はすべて無料!おサイフに優しい食事でした。

宮地

2015年9月7日月曜日

peacock

学内には孔雀がたくさん。

インドの国鳥だそうです。

鳴き声がすごく綺麗です。


研修一日目

 研修一日目の今日は主に校内を散策しました。
Chaudhuri先生の研究室に所属しているSayanさんが案内してくれました。
SIMカードの購入に挑戦しましたが、ヒンディー語の案内しかなく、また店員さんも英語の訛りがひどく、苦戦しました。
店員からも「君の英語は下手だ」と言われショックを受けましたが、店員の英語もなかなかひどかったと思います。(笑)
 真面目な話になりますが、IITKでは貧しい子どもたちに無償で勉強を教えているそうです。
カースト制度が廃止されたとはいえ、まだまだ貧富の差が激しいように感じました。

宮地

SIMカード
研究室

インド工科大学カンプール校


昨日はデリーから飛行機で1時間飛び、ラクナウに着きました。空港ではお世話になるprofessorの研究室の学生さんが迎えに来てくれており、タクシーでカンプールに向かいました。道中では日本とは真逆の世界が広がり、驚きました。途中でガンジス河をで記念撮影をし、インド工科大学に到着。ゲストハウスに荷物を置き、学内のカフェでprofessorに会いました。学内を車で案内してもらい、ゲストハウスの使い方など丁寧に教えて下さいました。
今日からはいよいよインターンシップ研修の始まりです。

福岡



道には動物がたくさん、特に牛

ガンジス河の橋にて

ゲストハウスの部屋

2015年9月6日日曜日

インドに来た

無事インドに到着しました。
9/5 10:00頃に関西国際空港を飛び立ち
13:00頃に香港国際空港に着来ました。
香港国際空港(Norman Foster設計)では約5時間の滞在でしたが、空港がとても広く、居心地の良い空間でした。
18:00頃に香港を飛び立ち、インドに到着したのは現地時間での21:30頃でした。入国審査は検査官が適当でした
が(笑)、空港内部のセキュリティがとても厳重でした。無事ホテルにチェックインし、朝食のレストランからはデリーの街並みが一望できました。
今日はラクナウに飛行機で向かい、そこからカンプールに向かう予定です。

福岡

香港国際空港

ホテル内レストラン

全員無事到着しました

現地時間の5日午後8時30分頃に全員無事デリー空港に到着しました。

 

13日目

アメリカの滞在も残すところ後1日となりました。 本日の投稿を担当します5Aの九鬼です。 昨夜は荷物の整理をしてリビングで休憩していると部屋に戻る気力がなくなりそのまま就寝.....少し疲れていたのか久々に8時までぐっすり。朝は少し肌寒かったですが今日も快晴で気持ちの良い朝を...